2005年 11月 26日
起きてみるとモーレツに喉が痛い。唾液飲み込むと激痛・・・。完全な風邪だ。うー、最悪だよ。。。まだこの時点では鼻には来てなかったのだけど鼻風邪に移行するのは時間の問題だなーと思った。今日はこの前の宿題を一掃しようと行き先を鳴滝にしてもらったのにちょっとこの体調では厳しそう。でも天気も良さそうだし、岩や紅葉に囲まれつつのんびりしに行くだけでもいいかーと思い直す。6時過ぎウオ様が我が家到着。3人で一路鳴滝へ。到着してみると駐車場は少し寒かったが、河原に降りていくと陽も当たって結構暖かかった。ウオ様は鳴滝の生岩コンペ以来らしい。まずは中流エリアでアップしようかということになり、妖怪シリーズ付近の岩を触る。テキトーに登って上流エリアへ向かう。「蚊」3級のある岩前に到着。「蚊」をみんなで登る。 中山君あっさり再登。ウオ様も2撃だったかな。いやーん、あっさり登り過ぎ。。。私はまだムーブすら確定してないっちゅーのに。しかしなんとかこの前は出来なかった左カチのギャスを止めれるようにはなった。次は饅頭をマッチするところだが、やはりなかなかその一手がうまく収まらずにここでやたら落ちる。なのでギャスカチを押さえたところから部分練習開始。なんとかまんじゅうを取れるようにはなるが、まんじゅうを取った瞬間どうしても私は足が残らずに切れてしまい、スタンスを拾おうとするうちにすべすべまんじゅうから手が滑ってくる始末。何回かやってギャスカチから上は抜けれるようにはなったがスタートからはなかなか繋がらない。 しかしこの「毛糸のパンツ」、私が見た男性は皆軽ーく登っていく。登り易い1級らしい。ウソだウソだー。やっぱり私には根本的なパワーがないからかな。ツルペタ系はやはり女性には厳しいよ。まあ得意な女性もいるかも知れないけれど、やっぱり男性とタメを張るのはなかなか・・・。待ってもらい過ぎるのも申し訳ないので3人には向かいの岩で少し遊んでもらったりもした。もう少しこの課題に打ち込みたいなーとも思ったが、結構危険な落ち方もするし、マットもスポッターも結局は絶対必要なので一人で黙々トライというわけにはいかない(まあ私の場合ですが・・・)。明日もここで登るし、まだ宿題も他にあるので移動することにした。 さらに上流の「ドーピング」初段のあるエリアへ。中山君は前回敗退した課題。さて今日は登れるか?キモイマンもまだ登れてないらしいし、ウオ様もコンペのときは触ってないらしいので、3人でセッション開始。私は前回宿題になってしまった「ソフトクリーム右上」2級/1級に一人でトライしに行く。マントル返せるかなー。でも今日はまだフレッシュだし大丈夫だろう。ただあんまり打ち込みモードになる前に登っておきたいなーなどと思いつつ、トライ開始。前回は結構苦労した下部トラバースもあっさりこなしていよいよマントルがやってきた。返ってるのにもう体を押し上げられなかったマントル・・・。今回は体はひょいっと上がった。しかしそこから上が何もない。体を引き上げる為の突起らしきものが見つからない。ペタペタ岩をはたきながら、もうそこからは絶対に落ちれないからかなり必死モード。今落ちたらどうなるんだろう?と思うと恐怖心倍増!恐る恐る滑らないように足を上げていき、ドキドキの完登。ふぇーー、心臓に悪いよ、この課題。フレッシュじゃなかったらやばかったかも。でも一回目で宿題が片付いてちょっとホッとした。この調子で「毛糸のパンツ」も落とせたらなぁ。。。 「ドーピング」セッションの方はというと、しばらく打ち込みの末、キモイマンがポケットを使うムーブでサクっと完登。「登れちゃったー」ととても嬉しそうだった。やるなー若者。ウオ様は「これ出来る気があんまりせんなー」と言っていたのにランジのコツをつかんだのかリップのポケットを見事とらえて完登を果たす。またまた取り残される中山君。。。リーチのない彼にとってはやはりなかなか厳しそう。あと少しでリップのポケットにヒットしそうなんだけどなぁ。キモイマンにポケットを使わないランジムーブでも再登されてしまい、更に凹む中山君であった。 かなり打ち込んだがヨレ始めたので、中山君も私同様本日のトライを諦めて移動することになった。ここから一気に下流エリアへ。「M隊長・・・」2級/1級もやりたかったが通り過ぎて「カチヒロシ」付近まで移動。すると前回来た時にはなかったチョーク痕がいろんな岩についている。もちろんトポには載ってない。面白そうなのでチョーク痕を辿ってみんなで登ってみることにする。「ギャストン男爵」1級もやってみたかったがイマイチラインがよくわからず、キモイマンに聞いてみても彼もよくわからないらしいので結局この日はパス。チョーク痕の付いている岩でえらい閉鎖的な空間にある課題を発見したのだけど、これがかなり難しい。最初は全員離陸すらままならなかったのだが、中山君が一手目をスタティックに保持するコツを体得し、15分くらいのトライで完登。本人はしきりに「2段!2段!」と言っていた(根拠はなし)。確かに実力のあるウオ様もキモイマンもなかなかこの1手目を止めることが出来ない。 「ドーピング」のときはあれほど凹んでいた中山君だが、この課題のおかげでテンション上がりっぱなし。「ドーピング」を登った2人がかなり苦労しているのだから相当気分がいいらしい。とっとと裏の難しそうな課題を登りに行ってしまった。私は他の登れそうなチョーク痕を辿り、2つ3つ登ってみる。大体どれも3級くらいかなーって感じだった。ふと見ると、ウオ様怒涛のトライの末1手目を保持出来るようになっていた。そして2手目へと手を出すがこれまた難しそう。しかし「これはいけるー!」と執拗にトライを繰り返すウオ様。 もう日もそろそろ暮れ始めた頃、ウオ様最終トライが始まった。もちろん裸(上半身ね)。腰に貼られた湿布が痛々しいがそんなことは微塵も感じさせないトライで完登まであと少しのところまで迫る。迫ったが残念ながらフォール。。。しかし気持ちの入った熱いトライだった。 本日の登攀を終了し、足元が暗くて見えなくなっていく中、駐車場へと登っていく。キモイマンとはここでお別れ。一日楽しかったよ。また一緒に登ろなー。次回は同じ癒し系ハシ藻君と対決させてみたいところだ。キモイマンと別れた後、ゆうま温泉で風呂に入り、その後晩御飯を食べ、駐車場に戻ってウオ様号内でしばし酒を飲んだ後就寝。それにしても風邪がさらにひどくなってきたような・・・。鼻が詰まってとても寝苦しかった。 本日の成果 ・「ソフトクリーム右上」2級/1級
by ponpoko129
| 2005-11-26 23:04
| 鳴滝(徳島)
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