カテゴリ:2005岡山国体( 4 )


2005年 10月 25日

2005/10/25 おかやま国体4日目:クライミング決勝

いよいよ今日が国体最終日。クライミング決勝の当日だ。しかしまたも私たちは少年男女のクライミングを見ることなく会場入り。これはかなり残念だった。まあ競技上仕方のないことなんだけど・・・。カーテンをばっちり閉められたバスに乗っての会場入りだった為またも微妙に酔ってしまった。弱。。。すぐにアイソレーションルームに入り、アップを開始する。かっぱチャンプがやはり昨日の縦走の疲れからかしんどそうだった。一生懸命気丈に振舞ってくれたが、彼女も辛かったと思う。一昨日の借りを返さなくては・・・。私はその一心だった。今日のクライミングは今まで自分で好き勝手に出てきたコンペとは違う、重圧感をすごく感じた。感じないフリをしてたけど、トランジットで待ってるときなんか緊張は最高潮だったように思う。予選のときみたいな惨めなクライミングはしたくない。どこまで行けるかはわからないけれど、力を出し切れますように。。。
そしてとうとう本番。壁の前に立つ。決勝は仮設壁で左右全く同じルート。ポケット連続のトラバースからデカイホールドの箇所まではなんとか辿り着きたい。もう一度ルートを一通り見てからスタートホールドに手を掛け、登り始めた。やはり下部は易しく作ってあった。傾斜があったら悪くなるホールドも普通に持ててしまう。決勝だから最初から厳しいムーブのルートを期待していたのだが、これは予選と同じように私の嫌いパターンな「急に核心がやってくる」系ルートなんだろうなーと登りながら予測。予測はしていたもののホントに急にそれはやってきた。オブザベでは全くもって問題ないと思っていたクロスの箇所が妙にバランス悪く、急激に焦る。我慢してクロスを返し切れば後が楽になったのだろうけれど、やはり上手く返せずに落ちたときのことをすぐ様考えてしまった。予選の時には設定ムーブのクロスに拘って私は撃沈したのだが、後でビデオを見たらクロスしなくても送り寄せで上手く対応している選手もいた。「カチカチ頭じゃダメだなー」と反省させられた。なので今日は設定ムーブがやばそうなら、自分の出し易い手を出そう。手数を一手でも多く稼がなくてはならないのだからとオブザベとは違う手順で手を出す。しかしそうなると当たり前だが持ち替えが生ずる。
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この持ち替えが悪かった。かなり消耗してしまった。そして次の手もデッドになり、こりゃヤバイ!と出した次の手でホールドを保持したかに見えたがバランスの悪さに我慢し切れずフォール・・・。やってしまった。またもやってしまった。。。左を見上げればまだかっぱチャンプが壁で奮闘していた。しかし彼女も私が嵌りそうになったクロスを設定どおり返そうとして落ちてしまった。終わってからお互いに「ゴメンナサイ」を言い合う。駆けつけてくれたN谷さんと監督にもゴメンナサイとしか言えない情けないクライミングで私たちの決勝は終わってしまった。本当に申し訳なかった。今年は自分なりには積極的にコンペに出て、結構慣れてもきたと思っていた。しかし国体という大舞台のプレッシャーに見事潰されてしまった自分がいた。ただただ呆然と後の選手のクライミングを見ていた・・・。結局結果は予選から順位を一つ下げて7位。全ては私が足を引っ張ってしまった結果だった。情けなくて、悔しくて、申し訳なくて、どうしようもない気持ちだった。実力といえばそれまでなんだけど、決して出し切ったとは言えない登りしか出来なかった自分がすごく腹立だしかった。。。
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少年女子がクライミングで3位入賞と頑張ってくれたおかげで兵庫県は皇后杯で8位入賞を果たす事が出来た。一応成年女子も7位入賞ではある。しかしやはり決して納得の出来る結果ではないのが悲しい。初の国体出場は苦い経験となってしまったが、それは今後の自分のクライミングにとって決してマイナスになるものではないと信じてまた頑張っていきたいと思う。
最後に、この国体の運営に携わられた全ての皆様に心より感謝申し上げます。本当に素晴らしい大会をありがとうございましたm(__)m
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by ponpoko129 | 2005-10-25 23:50 | 2005岡山国体
2005年 10月 24日

2005/10/24 おかやま国体3日目:縦走

今日は縦走の日。私の出番はないので縦走選手2人のサポート役にまわる。と言ってもゴール会場にて2人を待ち受けるだけなんだけど。スタート会場はなんだか運動会の雰囲気。とても華やかな感じがした。うちのチームは監督がスタート地点で選手を見守り、ゴール地点で私が選手を迎えるという役割だったので、今回初めて私は自衛隊の車両に乗った。っていうか自衛隊以外の人間は初めてが当たり前か・・・。なかなか貴重な体験だったが、すぐに乗り物酔いする私はあまりの揺れに危機を感じ、頭フラフラになりながらもなんとかゴール地点に着いた。それにしても縦走競技はスタート地点かゴール地点でしか応援出来ないのが残念だなーと思う。途中経過は選手しかわからない。しかしゴールに飛び込んできた選手の苦痛に歪む顔を見ればどれだけ過酷なレースなのかわかる。スタート時間の早かった少年男子から次々にゴールしていくが、もうみんなフラフラになってのゴール。そして少年女子、成年女子と続く。女子選手はゴールで倒れ、担架で運ばれる選手が続出。あまりの壮絶なゴールに応援していてちょっとブルーになった。N谷さん、かっぱチャンプの2人には無事にゴールしてほしい。その一心だった。先にN谷さんがゴール。しっかり計量まで歩いていけたのでほっとする。そしてかっぱチャンプも最後の上り坂をクリアし無事ゴール。彼女は春先には全く国体の「こ」の字すら頭になかったと思うが、立派にクライミングと縦走の兼任選手として兵庫県成年女子を引っ張ってくれる頼もしい存在となってくれた。2人ともタイムアップすることなく、無事にゴールしてくれて私は本当に嬉しかった。今日の2人の頑張りを無駄にしたくない。明日は私がやる番だ。いよいよ国体も残すところあと一日となった。明日の決勝では悔いのない登りがしたい。私の気持ちはただそれだけだった。
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ゴール直後のN谷さん。本当にお疲れさまでした!
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by ponpoko129 | 2005-10-24 23:35 | 2005岡山国体
2005年 10月 23日

2005/10/23 おかやま国体2日目:クライミング予選

とうとうやってきた予選当日。もみ起こしの痛みはかっぱチャンプのマッサージのおかげで随分マシになっていたが、肩関節のぐらつきは相変わらずだった。寝返りを打つだけでぽこっと外れてしまいそうな感じだ。それと同時に鈍い痛みも走る。しかし今日はもうやるしかない。バスで会場入りし、アイソレーションルームへ入る。驚いたのは監督も縦走専門選手も一緒に隔離されること。オブザベの後まで一緒にアイソレーションされて、少年の競技も見ることが出来ず気の毒だった。荷物を置いてからすぐにボルダールームでアップを開始する。なんだか今日はすぐに腕がパンプするような気がする。でも気のせいだと思い込むしかなかった。徐々に強度を上げていき、春に行われたボルダーコンペの課題にかっぱチャンプとトライしたりして出番を待つ。大丈夫、肩だってなんとか動いてくれる。自分に何度もそう言い聞かせる。とうとう兵庫県にお呼びがかかり、トランジットに降りていく。かっぱチャンプは直前まで岡山の人たちとモーレツに喋り、上手く緊張をほぐしていたように思う。私もいつもよりは緊張してないような気がしていた。そしてとうとう出番。私が右ルートを登り、かっぱチャンプが左ルートを登る。最初右も左も同じルートと聞いていたので「どっちでもいいよね」とテキトーに決めてオブザベに入ったのだが、一通り上まで見て左を見たら全く違うルートでびっくり。しかしオブザベの時点で二人とも片方のルートしか見なかったのでもうそのままで申請した。もう一度壁の前に立ち、一通りルート全体を見て登り始める。
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下部は特に危ない箇所もなく、傾斜もないので素早く通過。同時に左ルートを登るかっぱチャンプも順調に高度を稼いでいるようだった。オブザベの時に中間部で少し気になった部分に差し掛かる。大きなつららホールドから薄いピンチへクロスで出して次のカチを止める箇所だ。しかしこのピンチが思いのほか悪かった。右にスタンスが欲しいところだったがないので一瞬このピンチを持つ手にかなりの過重がかかることを覚悟してカチを止めに行かなくてはならない。もしこの左手がすっぽ抜けたら・・・と思うと、いつもみたいに突っ込むことが出来なかった。ホールドから手を離したら終わりだ。こんなところで絶対落ちるわけにはいかない!一旦つららホールドに戻って手順を考える。ピンチをカチ持ちして右・右でもいけるのでは?しかし次のカチが微妙に遠く見える。イチかバチかムーブよりも間違いなく設定はクロスしてギャス気味にカチを止めるムーブなはずだ。そう思い、クロスに入る。やはり悪い。悪いけど我慢して次のカチを止めれば・・・と思った瞬間、自分の右手からカチが逃げていった。えーーー!!ありえーーん!!!(T0T)というわけで、右ルートの最初のダンゴポイントに私も吸い込まれてしまった。全くパンプはしてなかった。あの箇所までだったらおそらくテン台なのでは・・・。うぁーーーやってしまったよう・・・。私は落ちてしまったがかっぱチャンプは見事な粘りを見せ、自分の力を出し切るところまで頑張ってくれた。本当に申し訳なかった。かっぱチャンプにも、監督さんにも、チームメイトのN谷さんにも、そして応援してくださった大勢の方々にも。クライミング専門の私がこんな不甲斐ない登りしか出来なかったことが情けなくて仕方なかった。そして予選通過がとても微妙なラインにいると聞く。ダメかもしれない・・・。全ての競技が終わり、帰りのバスに乗り込む。まだこの時点で結果は出てなかった。しかし旅館に近づいた頃、監督の携帯が鳴る。なんとか無事通過出来たとのことでチームで静かに(?)大喜び。涙出そうになった。でもこの予選通過はかっぱチャンプの頑張りのおかげで、私は何も貢献していない。絶対に明後日の決勝では自分の力を出し切ることを心に誓った。
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by ponpoko129 | 2005-10-23 23:52 | 2005岡山国体
2005年 10月 22日

2005/10/22 おかやま国体・開会式

朝起きてみたら不安的中・・・。肩にずっしりと痛みを背負っていた。完全な「もみ起こし」だ。そしてなんとあろうことかちょっとした日常生活の動作で肩がグラつき、痛みが走る。昨日まではなかった感覚だ。おそらく今までガチガチに固められていたものがほぐされたことによって急にぐらつき始めたのだろう。元々大学時代にも肩盤を損傷していたこともあり、肩回りの靭帯が緩みまくっているのはわかっていたのだけど、よりによってこんなときに・・・ホント私ってバカ~!!マッサージなんて行かなきゃよかったよ~と思いながら待ち合わせの時間に向けて出発する。痛い上に荷物満載のザックを背負うもんだから激痛・・・。それでもなんとか王子公園駅前に到着し、かっぱチャンプやN谷さん、監督と無事合流。一路岡山へ向かう。行きの車中でも密かに必死こいてストレッチなぞやってはいたものの、やはりちょっと捻った動きをすると痛みが走る。しかし自分が招いた事だから仕方がないのだが、今回は自分が好き勝手に出るコンペとはわけが違う。私たちが出場する裏側ではたくさんの方々がサポートしてくださっている。いい加減な登りは絶対出来ない大舞台なのだ。もの凄い自己嫌悪に陥りつつ岡山に到着。私たちが着いた時間は開会式にはかなり早かったが、開始時間が近づいてくるといろんな県のジャージを着た人が続々と会場入りしてきて、ああ、もうすぐ始まるんだーと実感が湧く。そしてセレモニーは始まった。地元の方々の温かい歓迎を受け、お偉いさんのお話を聞き、無事開会式は終了。その後は「計画輸送」でバスに乗って宿へ向かう。私たちは宝来屋という旅館だった。成年女子の数チームが一緒の宿。結構古そうだが、食事はかなり美味しかった。というか豪勢過ぎ。旅館の食事は残しちゃいけないという意識があるので苦しくても全部平らげてしまった。初日からいきなり食べ過ぎだが大丈夫か?あとは温泉に入ってまったりする。もみ起こしの件をかっぱチャンプに話すと寝る前にかなり丁寧にマッサージしてくれた。おかげでもみ起こしの痛みは随分楽になった。開業出来ますぜ、チャンプ。本当に感謝感謝である。いよいよ明日は予選だ。思い切った登りが出来るように頑張ろうと思う。疲れもあったせいか布団に入った途端即寝・・・。
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by ponpoko129 | 2005-10-22 23:23 | 2005岡山国体