ぽんぽこぶろぐ。①【2004.12~2010.9】

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2006年 08月 13日

2006/8/13 北アルプス縦走2日目:奥の廊下~赤木沢~黒部五郎小舎

朝起きてみると雨は降っていなかった。徐々に明るくなっていく空に期待を膨らませながら遡行の準備をする。沢登りを楽しむには3人ともちと荷物が重過ぎる気もするけれど、3年前だってこれぐらいの荷物を担いでいた。泳ぎもないし、なんとかなるだろう。
6時、奥の廊下から遡行開始。水の温度が低過ぎて浸かった足があとでジンジンしてくる。思っていたより早く赤木沢出合に到着。あれれ~?みっちゃんと来たときはもうちょっと奥の廊下の巻きで苦労したのに・・・。赤木沢の遡行を開始すると同時に太陽も姿を見せ、赤い滑床がキラキラ光って、それはもう言葉で表現し切れないぐらい美しい光景だった。空の青も、木々の緑も、全てが一つの沢が流れる風景に見事に溶け込んでいた。この場にいれる幸せをすごく感じた。こんなにキレイな場所だったんだ~。。。天候でこうも風景が違って見えるものなのか。
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美しいナメ滝前で。


3年前、女2人で激しい雨の中、濁流と化した赤木沢を登る羽目になった。やめときゃ良かったんだけど、数日後他のメンバーと合流する場所へどうしても辿り着かねばならないので予定を変えるわけにもいかず、悪天の赤木沢遡行を実行してしまった。水量は増え、どの滝も全く近付くことすらままならず全て高巻き、詰めではガスでホワイトアウトしてどっちに進んでいいかわかんなくなるし、登山道に詰め上がったら上がったで沢で濡れた体は稜線の強風に急激に体温を奪われて低体温症に陥りそうになったりもした。本当にあのときの遡行は散々だったなー。
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最後の30m大滝前にて。


今回は本当にこの美しい沢を堪能することが出来た。滝もちょっとスリリングだけど登り易いものが多く、シャワーを浴びながら気持ちよく登りまくった。最後の30m大滝はさすがに巻いたけど・・・。本当に来て良かった。登山道に詰め上がる前に草原で着替えながら余韻に浸る。またこの草原も気持ちのいい場所。のんびりここで昼寝出来たらさらに幸せだろうなー。本当に最後まで天国のような場所だった。
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詰めの草原にて着替え中。


登山道に出てからは黒部五郎岳へひたすら登る。ピークハントしても良かったけれど、今日の予定は三俣山荘まで。先を急がないと夕方になってしまう。なので黒部五郎の肩よりそのまま黒部五郎小舎へと下る。途中黒部五郎のカールにて休憩時に中山君はよさげなボルダーを見つけ、登って遊ぶ。みっちゃんは必死に花の写真を撮ってた。
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黒部五郎のカールにあるボルダー群。キャッスルヒルみたい?


さあ、黒部五郎小舎まであと少し。頑張るぞーと歩き出したら中山君が急に弱気発言。「今日は黒部五郎で泊まろう・・・」あれ~?三俣まで行くんじゃなかったの?まあ確かに三俣まで行くとかなりの行動時間にはなってしまう。しかも中山君の足は珍しく皮がめくれまくっており、歩くのも辛い状態らしい。みっちゃんも私も少し拍子抜けしたが明日のことも考えて、少し早い行動打ち止め時間ではあるけれど黒部五郎小舎のテン場にて泊まることにした。
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さすがお盆。テン場は混み混み。。。


到着するとまだ2時過ぎだというのにかなりのテントの数。さすがお盆だなー。上段はすでにいっぱいだったけど下段にはなんとかテントを張ることが出来た。テントを張り終えて、小屋へ3人で酒を買いに行く。2人は生ビール、私はチューハイを飲む。ほとんど一気飲みだったような・・・すごいスピードで酔いが回り、テン場に戻る頃には見事な千鳥足。たった一本でこの酔い様はねぇ・・・。
そのままみっちゃんテントにてしばらくお昼寝。起きてみたらさらにテントだらけになっていた。夕食を作ってる最中に通り雨が来て焦ったけど、それほどひどくならずに止んでくれた。しかし隣にテントを張ったどこぞの山岳会の方々にはかなり閉口。もう暗くなって周りのテントもみんな寝静まっているというのにずっと喋りっぱなし。しまいには隣のテントの男性から大声でクレームつけられていた。人が多いと安心だけどこういったトラブルにも見舞われるので微妙だなーと思う。またもあまり寝れずに朝を迎える羽目に・・・。
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by ponpoko129 | 2006-08-13 23:01 | お気楽山登り


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