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ぽんぽこぶろぐ。①【2004.12~2010.9】

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2005年 09月 25日

2005/9/25 奥香肌

結局朝まで風がすごくてずっと浅い眠りが続き、結局寝不足。。。7時半ごろ起きてみるとウオ様号が向かいに停まっていた。中を覗くとウオ様とS村君が折り重なるように仲良く眠っていた。きっと到着も遅かったのだろう。しばらくは起きそうもないので私たちは一番近いコンビニへと食料調達に行く。戻ってきてもまだ寝てる。朝食をのんびり食べてまたまた見に行ってもまだ寝てる。そろそろ起こそうということになり、ウオ様号を揺らしまくって起こして差し上げた。準備が調ってからボルダーエリアに向かう。昨年実は奥香肌にやってきたのだが私がアプローチなど詳しく書いてあるトポを全て忘れてしまい、辿り着くことが出来なかった。今回はちゃんとMさんからいただいたトポも忘れずに持ってきたし、なんと言っても開拓メンバーのウオ様がいる。心強いなーと思っていたのにウオ様は「まったく覚えてない」とのたまい、コケそうになる。まあなんとかメインエリアらしきところを見つけ、車を置いて河原に下りていく準備をしようとしていたら私のクライミングシューズやチョークバッグを入れているカバンがない。あれー、昨日江坂で先に車に積んだはずなのに・・・。「クライミング用品の入ったバッグは?」「江坂に置いてきたで」な、なにー!!?なんで積んだものをわざわざ出すのよー。「だって荷物入らんやろ」と中山君。私のシューズ入ってたのに。。。どうすんだよーまったく・・・。ここまで来て岩を目の前に登れないのか。トホホだな。。。するとシマぶーが「ちょっとデカイと思うけど」と関東ツアーのときにビッグロックで買ったイボルブのシューズを貸してくれた。あんたいいやつだよ、本当に。確かに私が普段履いてるサイズよりはUSサイズで2サイズもデカイのでシビアな立ち込みなんかはちょっと無理そうなんだけど、裸足で登るよりはまだ登れそうなのでありがたくお借りすることにした。
本日のメインは「○部(私には書けません・・・)」初段という課題。昨日から男性陣はその話題で持ちきり。LEE兄さんがいたらもっとどぎつい事になっていたなと想像出来る。荷物を一旦置いて岩を見に行く。「○部」のある岩発見。うーん、確かに。。。男性陣たちはニヤニヤ嬉しそう。やたら意味もなく触りまくる。こうやって書いてる私もどうかとは思うけど・・・(-_-;)この課題をメインディッシュにする為にアップをしようと荷物を置いていた場所に戻り、周辺の岩から適当に登り始める。ランジ課題やらマントル課題やらトラバース課題などをいろいろと登り、少し移動。高さはないが、すべすべの白い岩でマントル大会。右抜けは皆結構すぐに登るが、左抜けがかなり難しい。しかしマントル大好き中山君が結構すぐに一抜けしてしまう。
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得意げに「ふっ、庶民どもー」とのたまう中山君に闘争心を燃やす他の面々。必死にマントルを返そうと怒涛のセッションとなるが結局返りそうで誰も返すことが出来なかった。あまりここでエネルギーを使ってしまうと後が続かないので本日のメインディッシュに向かうことにする。
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しかしこの課題、スタートが最初よくわからなかった。限定せずに登ると3級くらいになってしまう。うーん、もらったトポには初段と書かれてあるしなあ・・・と様々な限定をしていった結果、左スローパー右穴スタートで、更に地面を蹴って上がらずにスタティックに離陸することを条件にやると難しくなった。しかしまたも中山君があっさり登ってしまう。他の面々はそれから微妙に戦意喪失気味に・・・。岩を眺めてはニヤニヤするウオ様。昼寝を始めるシマぶー。あ、一人戦意喪失していない人間がいた。S村君である。彼はやっぱり若い。ほっておいたら登れるメドがつくまでいつまでもトライし続ける熱い男である。他のメンバーがこの岩の裏の課題に興味を示し出し、触り出したのでS村君もようやく諦め、このカチカチ課題にまたまた怒涛のトライ。しかしこの岩、本当にツルすべだなー。私もこの課題がなかなか面白いので参戦。登れそうであと一歩。ヒールがきっちりかかれば登れそうだが、本日の靴ではちょっと無理か。ヒール部分余ってるしな。。。他のメンバーもなかなか登れないので諦めムードが漂う中S村君がとうとう完登!さっすがー。私も次回はこの課題は絶対登りたい。多分2級~1級くらいかな。
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さて、さらに下流の方にも課題があるようにトポでは書いてあったのだけど、どうもこのままの移動では辿り着けなさそう。開拓から5年も経ってるし、川の流れも変わってるのかもしれない。というわけで一旦車に戻って移動することになったのだが、戻る途中で見つけた岩でまたまたセッションが始まる。裸足でマントルを返す「エマニエルマントル(仮称)」を中山君がまたも軽く一抜け。マントルを返した後、岩のソファー(?)にふんぞり返ることが出来るので勝手にそう呼んだのだけどなかなかのネーミングである。後を追うほかの面々はスタンスの位置を変えた途端に急にサクサクと登り出す。私だけ置いてきぼりを食らいそうになったがなんとか登れてほっとする。そのすぐ横の岩でもセッション開始。この岩も右抜け、左抜けが出来てどちらも多分2級くらい。なかなか面白かった。
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そのすぐ裏に流木が岩に挟まっていてこの木で「落ちたらダメよ」セッションが始まる。最初は1対1だったけど最後は5人で揺らしまくり。なんか妙に子供時代を思い出してすごく懐かしい気分になった。面白かったー。で、結局その下流の岩は見つけられず(おいおい・・・)。上流にあるラグビーボールの岩を見に行く。しかしこれがとんでもないくらい恐ろしいハイボール。これ登ってるんだぁー。下りるのも恐ろしすぎる高さであった。カメラ置いてきたことを後悔。
最後は岩見学だけになってしまったけど、結構お腹いっぱいになった。やっぱり仲間と行くと楽しい。岩場の雰囲気もなかなか素敵だったし、ミタライより水はきれいかも。また来たい。
帰りは眠気との闘いだったけど、なんとか無事帰宅。本日もよく遊びました。

by ponpoko129 | 2005-09-25 23:23 | 奥香肌(三重)


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